オーディションにおいて、書類審査に合格すれば、二次審査に進むことができます。
大規模なオーディションであれば、二次審査のあとも選考が続く場合があります。
しかし、たいていは二次審査である面接で合否が決定します。
選考には公開や非公開、グループ面接や個人面接といった様々な種類があります。
今回は面接において注意すべき点について解説します。
当日の服装について
企業側は「天然素材」との出会いを望んでいます。
そのため、基本的に服装に凝る必要はありません。
大切にするべきは、清潔感やナチュラル感です。
また、学校の受験であったり、就活のような堅苦しい服装をする必要もありません。
モデルがオシャレであることはそれほど重要ではなく、体型が分かりやすい服装であること、
そして多少カラーなどに気を配る程度で問題ないでしょう。
そのため、ブランドロゴが目立ちすぎたデザインや、
キャラクターが大きくプリントされているものなどは控えましょう。
また、ドレス系や高価な洋服、和装といったものも避けるのが無難でしょう。
また、靴についてはスニーカー系が好ましいでしょう。
というのも、実技テストでダンスなどといった体を動かす可能性があるからです。
会場では着替えることはできないと考え、服装を考慮しましょう。
また、髪型やメイクに関しても、ばっちりと決める必要はないでしょう。
すっぴんではいけませんが、シンプルでナチュラルであると良いです。
常に見られていることを意識する
面接というのは緊張してしまうかもしれません。
適度にリラックスをして緊張を解すことを意識するのは良いことです。
しかし、度を越してだらけてしまったり、自分勝手なふるまいをしてしまうのはいけません。
緊張して委縮してしまうのは良くないですが、緊張感を持たないのは別の話です。
待ち時間の態度や、スタッフさんから声を掛けられた時の対応、
もちろん受付をする時の態度など、すべて観察されていると思ってください。
オーディションに受かる人は愛想も良いと言われます。
媚びている訳ではなく、いつも見られているという意識からそのように振る舞っているということでしょう。
何気ない立ち居振る舞いが合否に影響を与えることも十分にあり得ます。
神経質になる必要はありませんが、オーディションのときくらいはそのような意識を持ち、常に審査されていると考えておく方が良いでしょう。
面接内容について
面接について、おおよそ流れは決まっています。
自己紹介、自己PR、実技審査と質疑応答があるのが一般的でしょう。
面接中通して気を付けるべきことは、自然体で臨むことです。
また、失礼な態度を取らないことです。
自己PRのときなどは、審査員の方に敬語を使い、ゆっくりと落ち着いた口調で話すことが大切です。
実技審査がある場合は、上手さよりも一生懸命さをアピールしましょう。
もちろん、上手であればなお良いですが、審査員へ熱意が伝わることが大切です。
また、オーディション中は大きな声でハキハキと自信を持って話すことを心がけましょう。
声が大きいことと叫ぶことが別ですが、はっきりと大きな声で話すことができると、
自身に満ち溢れた印象を受けます。
緊張や不安から声が小さくなってしまう方もいますが、
大きな声で話して緊張を吹き飛ばすくらいの気持ちで、自身を持って話すことを意識しましょう。
今回、モデルオーディションの二次審査の注意点についてお話しました。
特別なことは何もなく、社会人であれば気を付けるべき点が多いのが分かったのではないでしょうか。
普段から努力し、諦めずに挑み続ければ結果はおのずとついてくるでしょう。